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海外製CMSの脆弱性リスクと、国産クラウド型CMS(SaaS)が選ばれる理由

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企業サイトの更新や管理にCMSを利用することは、いまや一般的な選択肢です。なかでもWordPressに代表される海外製CMSは、豊富なテーマやプラグインを活用できる自由度の高さから、世界中で広く使われています。
ただし、自由度の高いCMSほど、導入後の更新管理やセキュリティ対応をどう続けていくかが、運用の分かれ道になります。
今回は、WordPressなどの海外製CMSで起こりやすい保守の課題と、国産クラウド型CMSが選ばれる理由を見ていきます。

WordPressに代表される海外製CMSとは

WordPressは、米国発のオープンソースCMSとして世界中で利用されています。

WordPressの大きな特徴は、自由度の高さです。オープンソースソフトウェアとして公開されているため、世界中の開発者がテーマやソフトウェア拡張機能であるプラグインを提供しています。企業は必要な機能を後から追加できるので、お問い合わせフォーム、SEO設定、アクセス解析、予約機能、多言語対応など、用途に応じてサイトを拡張しやすい点が魅力です。
一方で、自由に追加・変更できるということは、何を導入し、どのように保守するかを自社側で判断する必要があるということでもあります。

プラグイン更新の手間と、脆弱性リスク

WordPressの脆弱性は、プラグインに集中する傾向があります。WordPressの脆弱性を継続的に監視しているサイバーセキュリティ企業Patchstackが、年次レポート「State of WordPress Security 2026」を公開しています。2025年にWordPressエコシステム全体で11,334件の新しい脆弱性が発見・登録され、そのうち91%がプラグインに起因していたと報告されています。脆弱性件数は前年比42%増となっており、WordPressを安全に運用するには、CMS本体だけでなく、導入しているプラグインの状況にも注意を払う必要があります。

古いバージョンのプラグインを使い続ける、使わなくなったプラグインを残したままにする、更新通知を見落とす。こうした状態が続くと、既知の脆弱性を残したまま運用することになりかねません。

とはいえ、更新すれば必ず安心というわけでもありません。プラグインやテーマの組み合わせによっては、更新後に表示崩れが起きたり、一部の機能が動かなくなったりすることもあります。プラグイン型CMSでは、更新作業そのものに加えて、更新後の確認や不具合対応も必要になります。

WordPressに脆弱性が見つかったとき、誰が対応するのか

制作会社にWordPressでサイトを構築してもらっても、CMS本体やプラグインの継続的な保守まで任せられるとは限りません。WordPressでは、本体、テーマ、プラグインの開発元が異なるため、修正版を提供する側と、自社サイトへの影響を確認して更新・検証する側が分かれます。

保守範囲が明確でない場合、次のような点が曖昧になりがちです。

  • 誰が脆弱性情報とサイトへの影響を確認するのか
  • 誰が更新、動作検証、復旧を担当するのか
  • いつまでに対応を完了させるのか

問題なのは、オープンソースCMSを使うこと自体ではなく、脆弱性が見つかった際の窓口、責任範囲、対応手順が曖昧になりやすいことです。

国産クラウド型CMSが安心材料になる理由

CMSを選ぶ際には、機能や費用だけでなく、運営元、データ管理、サポート体制も重要な判断材料です。
企業サイトでは、問い合わせ内容や資料請求、会員登録、採用応募情報など、顧客やユーザーに関する大切な情報を扱うことがあります。そのため、導入前には、次のような点を確認しておく必要があります。

  • データがどこに保存されるのか
  • どの事業者がデータを管理するのか
  • どの国や地域の法制度が適用されるのか
  • トラブル時の問い合わせ窓口はどこか
  • 日本語でサポートを受けられるか
  • CMS本体のバグや脆弱性に対する責任の所在と対応範囲は明確か

海外事業者が提供するクラウドサービスでは、データの保存場所や準拠する法制度、問い合わせ窓口などを個別に確認する必要があります。また、更新情報や不具合情報、サポート情報が英語中心になる場合もあります。内容を十分に確認できないまま対応が遅れたり、問題が起きたときに原因を特定しにくかったりするケースも考えられます。

そうした点で、国内でデータを管理する国産クラウド型CMSであれば、データの管理場所や保守対応責任の所在を把握しやすく、日本の商習慣に合わせたサポートを日本語で受けやすい点が安心材料になります。社内にWeb専任者がいない企業にとって、緊急時に日本語で問い合わせられる窓口があることは、継続的なサイト運用を支える重要な要素です。

『Crefar』なら、開発から保守まで一貫して任せられる

クラウド型CMS『Crefar』は、兼松グループの兼松グランクスが自社で開発し、運用・保守まで担う国産SaaSです。
兼松は1889年創業の総合商社です。130年を超える歴史のなかで、国内外のネットワークや顧客基盤、事業運営の知見を蓄積してきました。Crefarを開発・提供する兼松グランクスは、その兼松グループの一員として、Webサイトの企画・構築・運用、コンテンツの企画・制作・販売を担っています。
CMSは導入後も長く使い続けるサービスです。提供元の事業基盤や、継続して保守・サポートを受けられる体制も、選定時の安心材料になります。

Crefarでは、専門知識がなくても、お知らせや事例、FAQ、サービス情報などを社内で更新できる管理画面が用意されています。加えて、次のような保守・セキュリティ・サポート機能が備わっています。

  • 保守:セキュリティパッチの自動更新
  • バックアップ:更新作業ごとのサーバー側バックアップと、ページ単位の変更履歴からの復元
  • セキュリティ:WAF※による不正アクセスや高負荷攻撃の遮断
  • データ管理:Webサイトのデータを日本国内で管理
  • サポート:日本人スタッフによるメール・電話での日本語サポート
  • 管理画面:日本語と英語の表示に対応

※WAFは「Web Application Firewall」の略で、Webサイトへの通信を監視し、不正アクセスや大量の攻撃通信を自動でブロックする仕組みです。

WordPressなどのプラグイン型CMSでは、プラグインやテーマごとの更新確認、互換性チェック、不具合対応を自社や制作会社で管理する必要があります。
その点、Crefarは開発元と保守の窓口が同じ。システムの脆弱性や不具合が見つかった際にも、問い合わせ先と対応主体が明確です。システム面の保守をセキュリティ対応まで一貫して任せられるため、社内担当者は日々の情報更新に集中できます。

更新しやすさ、バックアップ、セキュリティ、サポートをひとつのサービスとして利用できる。さらに、兼松グループの事業基盤のもと、国産サービスとして継続的な支援を受けられる。これが、国産クラウド型CMSとしてのCrefarの強みです。

まとめ:CMS選びは、機能だけでなく「保守し続けられるか」で考える

CMSを選ぶ際は、導入時の機能や費用だけでなく、導入後に安全に運用し続けられるかまで考えることが大切です。
WordPressなどの海外製CMSは、自由度と拡張性の高さが魅力です。その反面、プラグインやテーマの更新、脆弱性対応、互換性確認など、利用者側で継続的に保守する必要があります。

自社で保守体制を持つのが難しい場合は、ベンダーに保守を任せられる国産クラウド型CMSも有効な選択肢です。サイト運用の負担を抑えながら、必要な情報を安全に発信し続けるために、自社に合ったCMSのあり方を見直してみてはいかがでしょうか。

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