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クッキーポリシーコラム
ホームページを起点にした情報発信Webマーケティングの重要性
今や事業を進める上で欠かせないホームページ。会社規模や業種を問わず、多くの企業が自社のホームページを開設しています。
その内容は事業概要、製品一覧やサービス紹介、会社情報(設立年月、所在地、従業員数他)、採用情報などが一般的ではないでしょうか。
事業を拡大していく上で他社との差別化は大事な要素であり、よくある項目を掲載するだけでは独自性を伝えきれません。
本記事ではホームページを起点にした情報発信Webマーケティングの重要性をご紹介します。
デジタル化が進む社会で重要性が高まる「デジタルマーケティング」
スマートフォンの普及とデータ通信の高速化、近年のコロナ禍も相まって、消費者の購買行動は変化しています。それに伴い、企業による消費者への情報提供やアプローチの方法も大きく変わってきています。
大手広告代理店が2023年2月に発表した調査レポート「2022年 日本の広告費」によると、「マスコミ四媒体(テレビ・ラジオ・新聞・雑誌)広告費」2兆3,985億円、「プロモーションメディア(屋外・交通・折込)広告費」1兆6,124億円に対して、インターネット広告費3兆912億円と、他広告費を大きく引き離しました。
社会のデジタル化が急速に進む中、台頭しているのが「デジタルマーケティング」の考え方です。
デジタルマーケティングとは、Web上の行動の他、スマホの利用履歴や動画の視聴履歴、IoTによる製品の利用状況といった、デジタル化できるあらゆる情報を活用したマーケティング手法です。
事業者が認知拡大や顧客獲得、売上向上を目指すにあたり、デジタルマーケティングの重要性が高まっています。
しかし一言でデジタルマーケティングと言っても、その手法は非常に多岐に及び複雑です。
デジタルマーケティングにおいてまずやるべきはWebマーケティング
重要でありながら、活用の難しさもあるデジタルマーケティング。その中でもWebを通じて、自社製品・サービスが売れる仕組みを作るWebマーケティングは始めやすい手法です。
そしてWebマーケティングの最初の一歩は、独自ドメインを取得してホームページを制作すること。ホームページは名刺に印刷したURLやインターネット検索からの流入など、企業や商品・サービスに関心の高い人に対して情報を提供する場となるためです。
Web時代の顧客に効果的なアプローチとは?
インターネットを活用する顧客が購買に至るまでの意思決定のプロセスには、次の7段階があります。
- 認知 …… 商品・サービスの存在を知る
- 関心 …… 商品・サービスに興味や関心を抱く
- 検索 …… インターネットで調べる
- 比較 …… 複数の商品やサービスを比べる
- 検討 …… 複数の商品やサービスの中から選択する
- 行動 …… 商品やサービスを購入する
- 共有 …… 商品やサービスの評価をネットで共有する
ホームページに流入した顧客は(3)の検索段階にあり、自身のニーズや課題を自覚している「顕在顧客」です。
そのためホームページを通して、商品・サービスがニーズや課題を解決できるとわかれば購買に近づく「見込み顧客」となる可能性があります。
顕在顧客に対しては商品・サービスの特徴や一覧、価格などが明確に伝わるコンテンツが有効です。
続いて自社の商品・サービスをひとつの選択肢に加えた「見込み顧客」は、他社との比較・検討を行います。そのため見込み顧客に対しては、他社との差別化ポイントや購買するメリットを示すことが必要です。
この時に有効なコンテンツとしては、法人向けでは導入事例、消費者向けではお客様の声、その他にコラムやニュースなどが挙げられます。
「導入事例」や「コラム」コンテンツが有効な理由
導入事例やお客様の声では、客観的で信頼性の高いリアルな魅力を発信できます。購買後に顧客自身が利用するイメージが具体的に湧き、他社製品との違いを認識する助けとなるでしょう。
コラムでは商品・サービスに込めた思いや開発秘話、事業者の考え方などを発信できます。コラムを通じて愛着を感じてもらうことで、ファンを増やしていくことにつながります。
これは長期的な視点で顕在顧客を見込み客に育てたり、まったく認知がなかった潜在顧客に対してのアプローチになり得たりする「コンテンツマーケティング」の一つに位置付けられます。
コンテンツマーケティングをより進化させたい場合には、ホームページとは別に「オウンドメディア」を立ち上げて発信する方法もあります。
オウンドメディアの目的はブランディングや見込み客の獲得ですから、ホームページへ誘導することになります。
また多くの人がSNSを利用するようになり、SNSの活用も欠かせない要素。SNSからもまた、ホームページへ誘導する導線となるでしょう。
いずれにしてもホームページの存在は欠かせません。
このようにホームページに掲載するコンテンツとして製品・サービスの概要と共に、導入事例やコラムなどの様々なコンテンツで情報発信していくことは、潜在顧客・顕在顧客・見込み顧客と広い層にアプローチする手段になります。
しかしホームページは、ただあればいいわけではありません。定期的な情報発信やページの更新をしていない場合はむしろ企業の信頼性が損なわれ、ブランド力が低下します。
変更が生じづらい事業概要や会社情報に比べて、コラムやニュースは常に更新していくことができます。頻繁な更新によって、事業が活気づいていることを印象づけられます。
特殊印刷機器メーカー「プリメーラジャパン」のWebマーケティング成功事例
米国ミネソタ州プリマスに本社を置くPrimeraTechnology,Inc.は、特殊印刷機器の世界有数のメーカー。食用インクプリンター・カセットプリンターなど、幅広い製品を世界200以上の国と地域で販売しています。
日本においてはプリメーラジャパンとして、小ロット印刷に強い7つの製品を展開。しかし日本における知名度は低く、機能性を十分に伝えきれないという課題を抱えていました。
BtoB製品ゆえの敷居の高いイメージを払拭したいと、コンテンツの内容を見直しを行い、小規模事業者を中心にした導入事例の掲載を始めました。
観光都市の焼き肉店が季節限定で出す総菜のパッケージ、焙煎珈琲店によるオリジナルブレンドコーヒー豆、離島の老舗菓子店の新商品など、プリメーラの印刷機を使って製作したラベルの写真をふんだんに使い、用途や導入前後のエピソードと共に発信しました。
それによってスピーディーで高品質な小ロット印刷が可能な点や省スペース、コスト安、簡単な操作性といった製品の良さを伝えられるようになりました。
その結果、それまでとは違った層を顧客に取り込むことに成功して売上向上につながったのです。
まとめ
デジタルマーケティングの重要度が高まる中、ホームページを起点にした情報発信Webマーケティングは最も運用のハードルが低く、取り入れやすい施策です。
まずは簡単にできる取り組みから始めてみてはいかがでしょうか?
初期システム導入費0円(無料)、月額費用のみでご利用いただけるSaaS型Web制作ツール「Crefar CMS」は、お客様が「Webサイトを通じてやりたいこと」を実現するための機能が揃っています。
今回ご紹介した「製品一覧」や「会社情報」などの基本的なコンテンツは、適したデザインテンプレートを選ぶことで簡単に制作できます。
「導入事例」や「コラム」も直感的でわかりやすい管理画面を通して、自社で更新作業を行っていくことが可能です。
「ホームぺージの立ち上げ、リニューアルで何から手をつけていいかわからない」というお客様にはご要望をヒアリングさせて頂き、最適なプランやお客様のご要望を最大限叶えるホームページをご提案。
導入後のサポートや運用まで、お客様の事業成長へ向けて伴走しながらご支援します(作業代行は依頼量に応じた費用が発生)。
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